アプローチが得意な方は読まないで下さい!(その2)
2020年3月28日
グリーン周りのショットは大きく分けると、ボールを転がすチップショットとボールを上げるピッチショットの2つがあります。
ボールが空中を飛んでいる距離をキャリー、地上に落ちてから転がる距離をランといいます。
グリーン周りのショットを詳しく分類すると、この組合せによって5種類のショットに分かれます。
1つ目はパターです。
グリーン周りでは、パターが使えないかを一番最初に考えて下さい。
パターが一番ミスの少ないアプローチになります。
ボールからグリーンまでの間にラフや強い傾斜が無い場合に使います。
ラフなどが間にありボールの転がりに影響が出そうなときは、パター以外のクラブを選択しましょう。
2つ目は、ランニングアプローチです。7番アイアンから9番アイアンを使用します。キャリーが少なくランが大きいアプローチで、パター同様ミスが出にくいアプローチです。
スタンスの幅は狭くして、時計の8時~4時くらいで小さくスイングします。
落とし所を決めて、そこからどれくらいランが出るのかを想定します。
3つ目はピッチ&ランで、PW前後を使用します。
グリーン周りで最も多く使われるショットで、傾斜の少ない平坦な場所からキャリーとランが半々くらいのイメージで使用します。
スタンスは狭くしスクエアかややオープン、ボールの位置は体の中央かやや右足寄りです。少し左足体重で構えることでミスが出にくくなります。
ボールを高く上げようとせずに、低く打ち出していきましょう。
このピッチ&ランの練習をたくさん行なっていただくと、グリーン周りが安定してきます。
ボールを高く上げるアプローチは次回!