バンカーショットが得意な方は読まないで下さい!(その1)
2020年8月22日
今回はレッスンコラムをお届けしていきます!!
バンカーが好きで、入ったとしても無理なく脱出できるという方はそれほど多くないはずです。
ゴルフ場からバンカーが無くなればよいのに。。。
と思っている方も多いのではないでしょうか!?
バンカーが少しだけ好きになるポイントをご紹介していきます。
バンカーは大きく分けてグリーン周りのバンカー(30ヤード以内)と、距離のあるフェアウェイバンカーに分けられます。
今回はフェアウェイバンカーのポイントです。
まずはボールのライ(ボール周辺の状況)と、バンカーの土手の高さを確認します。ボールが砂に埋まっていたら、長いクラブは使用できないので、サンドウエッヂを使用して飛距離が出なくてもよいと考え脱出を最優先で対処します。ボールの位置は体の中心かやや左にセットして、膝をしっかりと曲げてからだの重心を低くします。重心を低く保ったまま、ボール周辺の砂をごっそりと全部飛ばすつもりで思い切ってスイングしましょう。
ボールが浮いている場合は、土手の高さによって使用するクラブを選びます。土手が低ければ長めのアイアン・ユーティリティー・フェアウェイウッドも使用可能です。土手が高い場合は無理なくボールが土手を超えられる短めのアイアンを選択しましょう。
フェアウェイバンカーではボールの手前をダフってしまうことを一番に避けたいので、ダフらないアドレスとスイングが必要です。ボールの位置はいつもよりやや右にセットします。クラブは短めに握り、コンパクトなスイングを心掛けます。急がずに一定のリズム・テンポを保ってスイングしましょう。
打席の練習においても、バンカーを想定して絶対にダフらないような気持ちでコンパクトにスイングする練習を行なっておくと、実際の場面でも対処できるはずです。バンカーで打数を増やさないためにも、日頃からバンカーを想定した練習も取り入れておきましょう。